会社から機会をいただきチェコ・プラハで開催されたFirebase Summitに参加し、そのレポートを Mercari x Merpay Tech Talk for Android Engineers - connpass にて発表しました。これほぼマジです、もともとFCM中心にいじってたという経緯はありますが。というわけでFirebase Summit in チェコプラハに参加してきたので主にビールのレビュー・・・じゃなくてFirebaseの新しい機能の注目ポイントやMLKitの紹介をする予定です!遊びに来てね! https://t.co/rxjReDnqAj https://t.co/OqEsDQloC2— mochico@Kotリン (@_mochicon_) 2018年11月13日
Summary
- Firebase Summit本体で発表されたサマリは次のとおり
- GCP Integrations - AnalyticsのGCPへの連携
- Machine Learning - MLKitの更新、Prediction・ABTesting・RemoteConfigなどのAIを利用した機能の拡張
- Open Source - Firebase SDKのオープンソース化
Firebase Summit
当日のスケジュールと動画はこちら↓ https://firebase.events/Keynoteでアップデートの発表、セッションやワークショップで理解を深めるという構成でした。
Workshop
Codelabを解説しながら進める形式でした。 単純なCodelabなのでちょっと残念に思いましたが、ここで実践したことであとで開発者とdiscussionすることができたのでよかったです。 個人的にはFirebaseという共通するコードの解説のハンズオンをFlutterでおこなうと環境構築や説明が冗長にならないのは興味深く思いました。Firestoreがリアルタイムに反映されるアプリのCodelab
https://codelabs.developers.google.com/codelabs/flutter-firebase/インターネッツが貧弱でDL難民頻出でした。 Firestoreコンソールから追加したエンティティを変更した瞬間にアプリ側でも表示が変わります。 Vote数を記録するサンプルアプリでしたが、実アプリでいいねだけをFirestoreに任せるなどしてみたらおもしろそうだと思いました。
MLKit
https://codelabs.developers.google.com/codelabs/mlkit-image-objects-android/ テキスト画像からの検出、モデルの追加によるアラビア語など珍しい文字の検出、顔の輪郭検出、物体検出の4つをMLKitを利用しておこなうアプリのCodelabです。 今回新登場したCompress機能で圧縮された数百KBのモデルをコンソールにアップして軽量で精度の高い文字検出ができました。AskFirebase
Firebase teamメンバーがテーマごとにブースにいて質問ができるコーナーです。HackFirebase
CodelabにチャレンジしたりGooglerに質問できるスペースです。 Flutterの開発チームのFillipさんとお話して、MTCを紹介したりその開発の上でMaterialDesignを導入すると20MB近く日本語フォントでアプリが太ってしまう問題やAndroidだったらDownloadableFontを利用できるようにしたらよいのではという意見をしたり、Codelabでみつけた減少の共有をしたりできました。 FillipさんはCARTUNEのことをご存知で、MTCアプリのデザインも褒めていただき嬉しかったです。Other activity
AppShipというFirebaseを利用したゲームや、プリクラみたいなselfieコーナー、Googleのイラストレーターによる似顔絵イラスト作成、これらを回るとプライズがもらえるスカベンジャーハントなど参加者同士やGooglerと交流するためのアクティビティがありました。Firebase update summary
更新の詳細についてはGoogleの公式ブログに記載されています。 英語と日本語版のブログの掲載場所が異なリます en / jp- Firebase is used everymonth 1.5M+ app
- Keywords
- AI
- Transparency&Exhibitication
- Sophisorogy
- Hotstar india has 150mill user, they using Firebase features
- GDPR transparency support
- Firestore asia europa region comming soon
- Prediction, A/B Testing, Crashlytics can export to BigQuery
- Client app SDK Opensource
- MLでユーザー行動からセグメンテーションをおこなうPredictionsがBeta卒業
- Audienceもより細かくIn-app billingやイベントのステータス設定がコンソールからできるように
- FCMで自動で定期的にプッシュを送るなどのlong-running-campaignが登場
- Remote config update : realtime propagation
- Firebase Management API : APIでFirebaseのConfigrationができる
- これによりGlitchなどのオンラインIDEから直接デプロイできるようになった
- FabricのFirebase統合が進んでいる
- Crashlytics + PagerDuty integrations https://www.pagerduty.com/docs/guides/firebase-integration-guide/
- Firebase performance monitoringにtrace sessionsが登場
- Test Lab for iOS released!
- ML Kit update : face contours API
所感など
Firebase Summitは最新情報をただ受け取るだけでなく、あらゆるところで参加者からのフィードバックを得ようというGoogleの意思を感じました。 クライアントアプリエンジニアとしてはFlutterの開発者と直接お話できて日本語フォントによるアプリサイズの問題についてフィードバックし改善したいと言っていただけたことが嬉しかったです。 またSDKがオープンソースになったこと、MLKitのアップデートなどはとてもテンションがあがりました。Tips of business trip for Europa
language
チェコは歴史的経緯からチェコ語をメインとし、スロヴァキア語、ドイツ語、たまにロシア語などが入り乱れる上にアルファベットが英語とかなり異なるのでめっちゃ読めない。 プラハは観光客が多く英語が通じたり、たまに観光地で日本語のパンフレットがあったりする。 市街地、若い人はだいたい英語わかるけど市内から外れると全然通じない。 駅員やバス運転手も。 ややこしいのがチェコ語の'Yes'が'Ano(no)'なので全く逆に聞こえるという。 ちなみに'No'は'Ne'。 カンファレンスはオール英語なので大変助かった気持ちになった。SIM card
AIS(タイ?の会社、4000円くらい)というのを買った。 これが大変優秀で乗り換え地のモスクワ・シェレメーチエヴォ国際空港でも通じた。 シェレメーチエヴォ空港のWi-fiの認証が電話番号にボイスコールで認証番号を届けるというものなので 国際電話が通じる状況じゃないと認証通らないという無理ゲー。 このSIMカードがなかったら大変つらいことになってた。交通
市街ならUberがかなり走ってる。比較的安価。バス・地下鉄・トラム(路面電車)もかなり走っており便利。 中心街から離れるとUber少ないので注意。 トラムは乗る機会がなかったのが残念。治安
あまり怖い思いはしなかったけど夜一人で出歩いたりしなかったからかな。 外でタバコを吸ってたらホームレスに追いかけられたという話も聞いたので注意は必要そう。物価
チェココルナがほとんどで一部ユーロも使える。 でもやっぱりコルナ。 水よりビールが安いのは本当だった。持ってってよかったもの
- 変換プラグ ないと死ぬ
- 室内用スリッパ
- マスク ちょっと変な目で見られる